【身体は正直だ】
今年のメインイベント【雲ノ平】の山行も終わり、数日が経過した。
それにしても、今だに余韻に浸れる程の山行は初めてかもしれない。
それほどの天国ロードだった。
詳しくはYAMAPのアプリの方に書いているので、興味ある方はどうぞ。
そろそろ短かすぎるお盆休みが終わる。
そんな長い間休んでも暇やん?というヤカラもいるが、僕からすると、何を訳の分からん事を言っているのだと言いたい。
休みは、休むのが休みではない。
暇などと言ってみたいのが、最近の休日の使い方である。
要するに通常の平日より明らかに活動量が多いのだ。
雲ノ平が終わり、ゆっくり身体を休めるかと思いきや、もう身体は動く事を欲している。
二泊三日の山行で、トータル約50Km歩いたのだが、
脚腰や筋肉の疲れが全然ない気がするのだ。
走る事に比べれば、一歩一歩にかかる重力はたかがしれてるとはいえ、起伏のある山道と、重い荷物を背負っている事、完全に寝不足である事から、
身体への負担はあるはずだ。
しかし、帰宅して普通の時間に寝て、普通の時間に起きると
何事も無かったかのような身体の調子なのだ。
これは身体も強くなっているのか?
などと錯覚してしまうような感覚。
そこで、軽めのペース走を行ってみた。
キロ5分半で10Km走の設定。
軽くジョグで身体を動かし、ヨーイスタート。
開始2Kmで異変に気付く。
あれっ?めっちゃしんどい。
脚が動かないというより、ゼェーハーゼェーハーがものすごく早い段階でやってくる。
しだいに4Km程で脚も重くなり、これはダメだと確信。
無理矢理10Km走り、フラフラでゴール。
こんなに違うのか…
と過信しすぎていた事に気がついた。
よく長距離レースの後は疲労が残っていて、思う様に練習ができなかったり、身体が動かないとは聞くが、
これかっ!
とはっきり分かりました。
ここで無理矢理走っても身にならないし、怪我のリスクも大幅に上がる。
やはり脳は疲れてないと言っていても、身体は疲れているのだと思い知らされました。
しっかり身体をほぐす練習からスタートし、またトレラン、登山、マラソンに向けて日々精進していきたいと思いました。